データ入力
データの取り込み
- Excelファイルの取り込み
- 標準地番号、所在地、比準標準地(基準地)番号、前年意見価格などを配布されたExcelファイルから取り込みます。
- 宅地、農地に対応しています。
- 前回の精通者意見価格ソフトからのデータ取り込み
- 路線価、場所的格差・標準化補正(内訳入力画面の値も含む)、借地権割合、予想売買価格、備考のデータを取り込みます。標準地番号が変更になった場合でも住所でマッチングして取り込みます。
- 署管内の借地権割合の調査書、署管内の地価動向等調査書、署の最高標準宅地の精通者意見価格の評定理由書を取り込みます。
意見価格の試算
試算方法にあわせた入力モード
- 変動率入力モード
- 変動率を入力し、本年意見を計算します。親の変動率が決まれば子の標準地は複写できるため、1件ずつ入力する必要がありません。
- 本年意見価格入力モード
- 本年意見価格を入力して、年間変動率、上期・下期変動率を計算します。
- 上期・下期の割合を設定します。(例:下期優先、下期60%)
- 本年意見価格を入力します。
- 前年意見価格から年間変動率が計算されます。
- 下期変動率を60%で計算し、上期変動率も計算されます。
- 本年意見価格を入力して、年間変動率、上期・下期変動率を計算します。
- 通常入力モード
- 場所的格差等を入力して本年意見を計算します。場所的格差は路線価を入力すると自動計算できます。
- 東京区部の場合の試算方法
- 評定根基等明細書のための場所的格差(地域要因)の入力が必要です。1地点ずつ内訳入力画面で入力します。
- 地図をつかった価格検討
その他主要標準地、公示地、基準地を地図上にプロットして価格の検討ができます。プロット図には価格や変動率、予想売買価格などラベルを表示し、印刷できます。使用するには標準地の座標登録が必要です。
入力効率をUPさせる機能
- 予想売買価格の自動計算
- 税務署ごと、用途地域ごと(住宅地、商業地など)に予想売買価格率を設定して自動計算できます。本年意見価格と同額を予想売買価格としてセットすることもできます。
- 主要標準地の一括登録
- ボタンを押すだけで、担当地点でない主要標準地を全件一括で登録します。追加された標準地の本年意見価格を入力すると、子の比準先価格に転記し計算に利用できます。
- 一覧画面の並べ替え
評価地点の本年意見価格順、前年意見価格順に順位がつけられ、並べ替えられます。
前年は5番目だった標準地が、今年何番目になっているかを確認できます。
意見価格の試算以外のデータ入力
- 地価公示標準地等の借地権割合(価格)の評定根拠、署管内の地価動向の調査書、署の最高標準宅地の精通者意見価格の評定理由書 の入力ができます。
- 地価公示標準地等の借地権割合(価格)の評定根拠は提出用のExcelファイルに出力できます。
データチェックと再計算機能
データチェック
年間変動率から本年意見価格を計算した場合、場所的格差から本年意見価格を計算した場合など、計算方法にあわせて整合性をチェックできます。
- 変動率不一致のチェック
- 本年意見価格不一致のチェック
- 予想売買価格のチェック
- 本年意見価格等未入力チェック
一括再計算
一括で変動率や本年意見価格などの再計算ができます。所在地や公示地・基準地単位で絞り込んだ地点のみ計算することも可能です。
データ出力と提出
- ソフトで入力・計算したデータを配布されたExcelファイルに出力します。Excelファイルを提出してください。
- 地価公示標準地等の借地権割合(価格)の評定根拠はExcelファイルへの出力もできます。
制限事項
製品の仕様など記載された内容は、改良のため予告なく変更することがございます。ご了承ください。